すっきりとした空気に心地よい風、過ごしやすい季節です。島根県内では、ごみ拾い活動が積極的に行われています。
ウォーキング清掃で城下町を美しく！松江城・街美化ウォーク
松江市の松江城周辺で11月14日に、ウォーキングしながら路上のごみを拾う「松江城・街美化ウォーク」が行われ、約250人が参加しました。
この活動は、JR松江駅など松江城周辺の５か所を出発点とし、松江城を目指してごみを拾いながら歩く清掃活動です。さわやかな秋晴れの中、参加者は道に落ちているごみや枯草を拾ったりしながら、約1時間かけて松江城に到着。
参加者は「コロナの影響で様々な活動が自粛になる中、発散の機会にもなった」「朝の街を歩いて気持ちよかった」と、活動を楽しんだ様子を話していました。
この活動は、平成27年に松江城が国宝に指定されたことを記念し、「わたしにもできる おもてなし」をスローガンに、城下町松江の美しさを市民の手で守っていこうと始まりました。
松江城周辺の美化と、市民の健康増進を図ろうと、松江市ボランティア連絡協議会が主催しました。
高校生が地元の海岸ごみを考える
出雲市の大社高校では10月下旬に、社会体験や地域貢献について学んだり実践する授業の一環として、海岸ごみ問題をテーマとして取り上げた2年生5人が、出雲市環境政策課の湯浅主任から、出雲市の海岸ごみについて講義を受けました。
講義の後には他の生徒と合流し、神話の舞台として知られる出雲市の稲佐の浜で、ごみを拾い活動を行いました。
稲佐の浜では、全国から八百万の神々を出雲大社に迎える神迎神事を前にした11月22日にも、地元自治会を中心に約200人が参加したごみ拾いが行われています。
