レポート
2022.09.19

海のお仕事体験 キララ多伎で島根特産アナゴ弁当の販売にチャレンジ!

出雲市多伎町にある道の駅キララ多伎で9月18日(日)に、小学生が、特産のアナゴを使ったお弁当など、地元の特産品販売のお仕事にチャレンジしました。
道の駅キララ多伎では、多伎町特産イチジクの加工品や、地元の海産物が売られています。島根県が漁獲量日本一を誇るアナゴのお弁当も人気商品です。
この日は、月に一度開かれる「海辺の朝市」も開催され、地元野菜の産直市も開催されるなど、お客さんでにぎわっています。
今回の体験に参加したのは、小学5年生と1年生の永島くん兄弟。まずは入社式さながら、今日のお仕事内容について、また道の駅キララ多伎や海辺の朝市について説明を受ける2人、少々緊張気味です。

そして島根県産アナゴ弁当や地元でとれたアジ、多伎町特産のイチジクなど、商品をピーアールするポップ作りに挑戦。リアルなアナゴをメインに描き特産品をPRします。商品のイラストやそれぞれの商品にはキャッチコピーを添えて、お客さんに買ってもらえるよう工夫しました。
彩り豊かに仕上げたPOPを使って、いよいよ販売にチャレンジです!2人なのでちょっと心細いですが、「おいしいですよ」「栄養満点」と頑張って声を出しいくと、お客さんが買ってくれました。また、海産物やイチジクの陳列、野菜の袋詰めなどにも挑戦しました。

体験では、島根県の漁業が直面している課題についても学びました。漁師の後継者不足が問題になっていること、また地球温暖化の影響なのか、島根県の海で獲れる魚が変わってきていることなどの説明を受けました。
そして、「大田の大あなご」として大田市がアナゴのブランド化を進めていることを聞いた永島兄弟からは、「アナゴはウナギのように養殖していないのか?」「アナゴはどこに住んでいるのか?」などの質問が飛び出しました。
最後までお仕事を頑張った2人、最後には“お給料“として、キララ多伎のお買い物券を受け取りました。
弟の陽祐くんは「難しかったけど楽しかった」、兄の陽海くんは「お店で見ていて販売するのは、簡単かなと思っていたけど、やってみたら難しかった。POPより声掛けが大切だと思った」と感想を話してくれました。2人は、れからも海の色々なことにチャレンジしてみたいと意欲を燃やしています。

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