レポート
2021.03.19

美保関に伝わる民話「えびすさまとにわとり」アニメーション完成!

海にまつわる各地の民話をもとにアニメーションを制作し、子どもたちに伝える活動に取り組む、海ノ民話のまちプロジェクト実行委員会が制作した「えびすさまとにわとり」のアニメが完成し、実行委員会のメンバーが3月19日に松江市を訪れ、松浦市長に披露しました。

松江市美保関町に伝わる「えびすさまとにわとり」は、美しい姫神に毎晩会いに行っていたえびすさまが、鳴く時間を間違えた鶏の声に慌てて船に乗って帰路に着き、サメにかみつかれてケガをするなど災難にあったため、美保関の住民はこれ以降、鶏や卵を食べなくなったという民話です。03 ebisusama_0127_kee  IMG_2916ワイド
アニメを鑑賞した松浦市長は「最近の子どもたちは、民話に触れる機会が減っている。このアニメをきっかけに、子どもたちや地域の人に、ふるさとの民話を再認識してほしい」と、アニメを通した民話の伝承に期待を寄せました。
アニメの制作監督を務めた、海ノ民話のまちプロジェクト実行委員会の沼田心之介さんは「この民話には、コミカルな中に海の危険性を学べる一面もあり、子どもたちにぜひ見てほしい」と話しています。
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アニメの完成に合わせ、民話にちなんだ和菓子も作られました。
「美保関民話菓子えびすさまとにわとり」と銘打って、民話にちなんで卵を使わずに製造されています。このユーモアを交えたお菓子に、松浦市長も思わずニッコリ。
3月20日には、子どもたちを招待して美保関町で上映会が開かれます。
えびすさまとにわとりアニメーション↓
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海ノ民話えびすさまとにわとり

 

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