レポート
2021.12.11

夢は地元の水族館で働くこと!海のキッズサポーター村上和花さん

海のキッズサポーターは、海への興味や関心を抱き、海にまつわるチャレンジを続ける子こどもたち。
今回は、益田市の海のキッズサポーター村上和花さん中学3年生を紹介します。

和花さんの将来の夢は水族館で働くこと。海の生きものとずっと触れ合っていたいと話すほど、海の生きものが大好きです。
和花さんが海の生きものに興味を持つようになったのは、小学生の時に淡水魚の一種・アカヒレを飼い始めたことがきっかけでした。赤く大きな尾びれの美しさに魅せられ、泳ぐ姿を飽きることなく眺めていたと言います。アカヒレに続いて飼い始めたのは金魚。同じく愛らしい姿に夢中になりました。生育環境や飼育方法も調べ、水槽の掃除はもちろん、季節や気温に応じてエサの量を調節するなど、魚がすむ環境を整えることも大切にしてきました。日々観察する中で、金魚の体の色が季節によって変化することなど新しい発見がある度に、生きものと触れ合う喜びが高まっていったそうです。
メガマウスザメがお気に入り02
他にも小学生の時には、友人に誘われ釣りにも挑戦。週末ごとに県内各地の釣りスポットに出掛けては、アジ、カサゴ、フグ、アオリイカなどさまざまな魚を釣り上げ、釣りを通して海の生きものへの興味関心はさらに高まっていきました。そして、釣りに没頭する中で気づいたことは、きれいな海はちゃんと潮の匂いがするということ。島根の海の美しさと豊かさを感じました。
釣りに没頭2-02
中学生になると、将来は海の生きものに関わる仕事がしたいと思うように。現在は、地元の水族館で働くことを目指し、海の生きものに関する新しい図鑑が発売される度に買い求め、新たな知識を増やすなど、楽しみながらできることを続けています。
和花さんの海の生きものへの探求心は尽きることがありません。
シーグラス集め02
休みの日には、海でのビーチウォーキングや石拾い、シーグラス集めなどに出掛けるという和花さん。
和花さんにとって海は、大好きな生きものがいる場所であり、遊びの宝庫であり、癒しを与えてくれる場所。そして守り続けたい場所。そんな大切な島根の海の魅力を、水族館で働くことを通してたくさんの人に知ってもらいたいと目を輝かせます。
和花さんのこれからの挑戦と活躍が楽しみです!

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