日本各地から、海に興味や関心がある子どもたちが参加している「海のキッズサポーター」は、海と日本プロジェクトの様々なイベントに参加しながら海への理解を深め、海の未来を考えていきます。海が好きで個性豊かな子どもたち、その思いや活動を紹介します。

島根県松江市に住む海のキッズサポーター「あっくん」こと桑原暁大くんは、チャレンジ精神旺盛で好奇心あふれる小学6年生。海と日本プロジェクトのイベントに積極的に参加しています。「海と日本プロジェクトの体験は、テーマが毎回違うので、新しい経験ができそうで参加したくなる。そして毎回なるほど！と思うことに出会い、様々な疑問がわきあがり、疑問が大きくなることもある。」と様々な学びを深めているようです。

 
アクティビティは思いっきり楽しみ、率先して意見を発表するなど、とにかくアクティブなあっくんは、体験学習で配付される「体験ノート」も積極的に使っています。「ノートに記録したことを後で見直し、感じたことや考えなどを思い出し参考にしている。そして何より枠を埋めたくなる！」意欲的な学びを見習うように、他の参加者も積極的にノートを活用。今年で海のキッズサポーター2年目のあっくんは、体験学習に初めて参加した仲間たちを牽引する、リーダー的存在でもあります。

 
海は食にも関係していて生活を支え、気軽に遊びに行けるし、交流の場でもある。家族のように身近で温かい存在と、海の魅力や大切さを感じているあっくんですが、「ごみが多い海岸を見ると心配で、ごみを食べたクジラのニュースや情報は不安になる。ごみ拾いは海岸がキレイになり達成感もあって楽しいので、今後も続けたい。」と海の活動の意義を話しています。

 
来年度は中学生になるあっくんの夢は、飛行機のパイロット。「中学生になれば、もっと難しい体験もできると思うので、どんどん体験して自分の幅を広げたい。飛行機は環境に及ぼす影響が大きく、パイロット自身も環境を意識することが大切だと思うので、引き続き環境について学びたい。」と将来を見据え、更なる学びに意欲を燃やしています。
様々な探求を続けながら、未来に羽ばたけ！海のキッズサポーターあっくん！

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