魚のさばき方を学び、魚や海への理解を深める「さばける塾」が、10月26日に松江市の法吉小学校で開かれ、5年生31人が、アジをさばいてアジフライを作りました。
この体験は、魚をさばく体験を通して魚料理に親しんでもらい、魚や海への関心を深めてもらおうと「海と日本プロジェクト」の活動の一環として開かれました。
この日使った魚は、島根県を代表する漁業基地、山陰浜田港で水揚げされた脂の乗ったアジです。子どもたちは2学期に水産業について学んでいて、実際に魚をさばく体験は、この学習の一環です。
お手伝いで魚をさばいたことのある児童もいましたが、ほとんどの子どもたちが、最初から最後まで魚をさばくのは初めて。地元で活躍するフードコーディネ-ター西本敦子さんから、アジのさばき方を教わった児童たちは、ボランティアスタッフに手伝ってもらいながら、アジの三枚おろしに挑戦。慣れない包丁さばきに悪戦苦闘しながらも、ひとり1人が1匹のアジをさばきました。
また、さばいたアジを使ってアジフライを作り、揚げたてのアジフライを試食しました。
子どもたちは「うまくできるか不安だったが上手にできた」「骨を取る時に身をたくさん残すのが難しかった」「またやってみたい」など、たくさんの感想を発表してくれました。