『日本海&瀬戸内海 海の探検隊~2つの海で学ぶ海の多様性~』
7月23日(土)は、いよいよ広島県呉市安浦町で、瀬戸内海のフィールドがスタートしました。
海の違いと同じを体験し、幅広い視野を持った海の探検隊になろう!をコンセプトにしたこのイベントには、島根鳥取両県から小学5・6年生が参加。7月9日の日本海学習in島根県松江市を経て、この日は松江市から3時間半をかけ、広島県呉市安浦町にてイベントを実施しました。
まずは、海岸を散策…すると日本海では見られない光景がありました。干潟です。日本海では石のウラなどよーく探さないと見つけれられなかった生き物が、どんどんいました!純絶滅危惧種のハクセンシロマネキ、トビハゼまでどんどん見つけることができました。さらにイソガニ、ガザミ、テッポウウオ、アナジャコどれも日本海ではほとんど見ることができない生き物たちでした。
海ごみにもびっくりです!海ごみを”探しました”。日本海では探さなくても、拾いに行けばあるものでした。きょうはよーく探して初めて発見!しかも、韓国や中国、ロシアなど海外のものは見当たりませんでした。
なぜ、こんなにも大きな違いがあるのか?みんなで考えました。干満差が大きいから。海岸の成り立ちが違うから(火山性、隆起性)。閉鎖性が高いから。海の環境が違えば、生き物も、海ごみも全然違う!子供たちは一つ一つの違いを全身で体感していきました。
24日は漁業の違いを学びます!何が違うか注目です。