レポート
2022.07.10

『日本海&瀬戸内海 海の探検隊』探検スタート!海の多様性とは?!

『日本海&瀬戸内海 海の探検隊~2つの海で学ぶ海の多様性~』
7月9日(土)まずは島根県松江市島根町小波海水浴の日本海フィールドがスタートしました。

海の違いと同じを体験し、幅広い視野を持った海の探検隊になろう!をコンセプトにしたこのイベントには、島根鳥取両県から18人の小学5・6年生が参加。まずは島根沖の日本海の漁業を学びました。

探検隊がカニかごを自ら探検!
カニかご
まき網漁、定置網漁、さし網漁、はえ縄漁、いか釣り漁、採介藻漁、ワカメ養殖、カニかご漁などなど様々な漁業、そして、全国トップクラスの漁獲量を誇るアジ、アナゴ、カレイ、ブリなど多種多様な魚が採れることを学びました。

出発
そして午後からはいざ日本海に出発!
始めに探検したのは、海岸に住む生き物について。海中メガネを使って岩場、浅瀬を探検だ!
カニやヤドカリ、カワハギ、ウニ、サザエ、ヒザラ貝などいろんな海の生き物を発見しました。
生き物採取 A生き物採取02

探検隊が一列に並び見つめる先にあったのは…タマキビ貝!
タマビキ貝観察01
タマキビ貝は海面のすぐ上に住む性質があり、日本海側では干満差が非常に小さいため、同じところに住んでいました!世界でも珍しく干満差が小さい日本海の特徴を生き物たちが教えてくれました。
また、生き物が暮らす黒くてゴツゴツした岩は火山岩です。
タマビキ貝観察02
たくさんいたのは生き物だけではありませんでした・・・
海ごみもたくさん。ロシア、中国、韓国、そして日本のごみを見つけました。
各国に囲まれた閉鎖海域の日本海。西や北から吹き付ける偏西風、西から海水を運ぶ対馬暖流、陸側からは多くの川が日本海に注ぎます。島根県の海岸は海ごみが集まるたくさんの要素がありました。
さらに水質調査やたくさんの生き物が住むゴツゴツした黒い岩の正体も学びました。
ごみ02
探検隊初日の最後は、「探検ノート」にまとめます!
左のページは日本海、右のページは瀬戸内海になっていて、比べやすくなっています。
探検隊の“校長先生”が学びを整理してくれました。
まとめ学習01 まとめ授業
次なる探検フィールド・2つ目の海は瀬戸内海!
日本海と違うかな?同じかな?未来の海を考える3日間の冒険がスタートしました!
次の探検は7月23日~24日、広島県呉市安浦町です!

 

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