レポート
2023.02.02

海のキッズサポーター「みかんちゃん」

日本各地から、海に興味や関心がある子どもたちが参加している「海のキッズサポーター」は、海と日本プロジェクトの様々なイベントに参加しながら海への理解を深め、海の未来を考えていきます。海が好きで個性豊かな子どもたち、その思いや活動を紹介します。

鳥取県大山町に住む「みかんちゃん」こと小学6年生の美甘唯さんは、2021年から県境を越えて島根県の海と日本プロジェクトの活動に参加しています。
5年生の時には、隠岐・海士町でイワガキについて学ぶ体験学習に参加。6年生になった2022年の夏には、日本海と瀬戸内海を比較しながら学ぶ体験や、海と深い関わりを持つ島根県の汽水湖、宍道湖の探検に参加しました。5年生と6年生が参加するこれらの体験学習では、初めて参加したメンバーや5年生を引っ張っていくお姉さん的存在です。
最初は、お母さんに勧められて参加したけれど、海の問題や漁業について知ることでどんどん興味が沸き、海を知るためにはインターネットよりも、体験しながら学べる海と日本プロジェクトの活動にもっと参加したいと思い、様々なイベントに参加することにしました。

みかんちゃんは、「普通に海で遊ぶ時は、海洋ごみや海の生き物についてあまり考えずに遊んでいるが、体験学習に参加すると、海の問題や生き物を知ることができ、楽しく為になる」と話し、「海は遊んで楽しい場所であり、毎回新たな発見がある!」と、次々に海の魅力を発見しているようです。
そんなみかんちゃんが、とても関心を持っていることは海洋ごみ。観光地の海にごみがあると一層気になり、掃除をしたくなると言います。プラスチック製品をできるだけ使わないようにしたり、海で遊んだ時には友達も誘ってごみを拾うように心がけ、地域のごみ拾いにも参加。世界の海洋ごみ問題にも目を向けています。

また、島根県の参加者が多い活動に、鳥取県から1人で参加することで得た経験も糧になっています。まったく知らないメンバーと友達になるために、積極的に話しかけたことで、コミュニケーション力に自信がつき、意見を発表したりインタビューを受けたりすることで、考えをまとめて発表する力を身に着けることができたと、自身の成長を感じています。
そんなみかんちゃんは、新年度は中学生。「今後も海と日本プロジェクトに参加して、食やレジャーなど様々な恩恵をもたらす海の魅力や問題などについて新しい学びを得て、今まで家族や友人に伝えてきたことを、もっと多くの人に伝えることが出来たら」と、新たな学びに期待を寄せています。
未来に羽ばたけ!海のキッズサポーターみかんちゃん!

全国各地の「海のキッズサポーター」情報⇒ https://uminohi.jp/kidssupport/

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