一般社団法人海と日本プロジェクトinしまねは、海洋ごみゼロを目指し、出雲市や一般社団法人出雲青年会議所、高校生、地元住民らと連携し、2025年10月5日に海ごみクリーンウォーク大作戦!を開催しました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
イベント概要
・開催概要:「島根マツダPresents灯台FES日御碕2025」の一環として、「海ごみクリーンウォーク大作戦!」を開催した。出雲市などと連携し、海洋ごみゼロを目指す。
・日程:2025年10月5日(日)9:15~10:00
・開催場所:出雲市大社町日御碕 おわし浜海水浴場
・参加人数:約80人
・協力団体:出雲市、地元住民、出雲青年会議所、立正大淞南高校、島根マツダ、サッポロビール
小石の間に、小さなプラスチックや発泡スチロールが
おわし浜海水浴場は砂ではなく、石の浜です。一見きれいに見えた海岸も探してみると、石と石の間に小さなプラチックや、発泡スチロールが多く見られました。また、中国語で書かれたお菓子の袋や、茂みの中には大きなプラスチック容器なども見つかりました。清掃活動で約100袋分のごみが集まりました。活動には人気アニメ鷹の爪の吉田くんも登場し参加者を盛り上げました。
海洋ごみゼロの出雲へ!
出雲市では毎年10月に「18万人ポイ捨て一掃大作戦」と銘打ち、ごみ拾い強化月間を実施中です。例年1万人以上が活動が参加するビッグイベントになっています。出雲市は海と日本プロジェクトinしまねとも連携し、今年度は高校生や島根大学と連携したごみ拾い調査を実施しました。このごみ拾い調査では、3カ年計画で取り組む海洋ごみ予報についても高校生は専門家から学びました。出雲市の担当者は、海洋ごみゼロを目指し、今後もこうした活動を根気よく続けていきたいとしています。
参加者の声
「ごみがあまり無いように見えたけど、詳しく探してみると、小さなプラスチックが多く見つかった」「灯台FESの前にごみ拾いで汗を流せていい気持ちになった」「せっかくごみ拾いをするのなら、もっとごみが多い海岸で清掃したかった」など忌憚のない意見が聞かれました。
また、参加した頂いた皆様へ、大人限定で参加賞として「サッポロ生ビール黒ラベル 瀬戸内海環境保全応援缶」を配布しました。