松江市の学童保育「さんびるアカデミー学童塾」を利用する小学生が参加して、海洋ごみについて学ぶ体験学習が、8月23日と24日の両日に開催されました。
23日には、松江市鹿島町の古浦海岸で約90人によるごみ拾い活動が行われました。
連日大雨が続いた後の海岸には、ごみが散乱していて、約1時間をかけて大量のごみが拾われました。
翌日には、松江市乃白町のさんびるアカデミー学童塾で、約70人が参加して前日に集めたごみの分類が行われ、仲間同士で話し合ったり大人に聞いたりしながら、約30分をかけて大量のごみが、プラスチック・外国由来・その他に分類されました。
結果はプラスチック類が最も多く、ペットボトルやそのキャップ、漁網などの漁具も多く見られました。
島根県廃棄物対策課から招いた講師に、島根県の海ごみ事情についての説明を受けたり、クイズに挑戦するコーナーもあり、理解を深めた後の意見発表では、「海ごみは生物や人間に悪影響を及ぼすことを理解し、海ごみの現状をもっと知ることが大切」「家庭での分別をしっかりとして、リサイクルできるものを増やすことが大切」などの意見が発表されました。
今回の体験学習は、ビルメンテナンスなどの「さんびる」が、運営する学童保育「さんびるアカデミー学童塾」でSDGsの活動として開催。さんびるでは、夏休みの恒例行事として、来年も開催したいとしています。