島根県・鳥取県の小学5・6年生24人が、海の環境・産業・遊びなどを体験・学習しながら、美しく豊かな海を未来に繋げていこうという海の特別プログラム「隠岐の島発見隊!離島で学ぶ海の未来」
2泊3日で、徹底的に海のことを知り、学び、海の未来を考えます。
今年の舞台は、島根県隠岐諸島にある中ノ島(海士町)。
海士町の特産イワガキの種付けから出荷までの各過程を、探検隊の小学生が擬似的に体験することで、地域の水産業や経済、イワガキ養殖に適した海洋環境などについて学びます。
隠岐の海、日本の海、そして、世界の海の未来を考えます!
まずは、隠岐のイワガキを知ることから。
実は島根県隠岐のイワガキは、今、全国的に人気なんです!
本土からフェリーで約3時間。
交通、物流の事情が決していいとは言えない離島でなぜ?
その秘密が「CAS凍結」
細胞を壊さない特別な技術で、美味しさと鮮度を保ったまま保存します。
離島だからこそ、そのハンデを克服しようという島の人の思いが生み出した工夫です。
最盛期には、3ヶ月で約20万個も出荷するんだそうです。
出荷先は、アメリカ、マレーシア、中国など、ワールドワイド!
日本海の小さな島の恵みが、世界に羽ばたいています。
美味しいイワガキが育つ隠岐の海。
しかし、今、そ美しい海で大問題が起こっています。
それは、世界中で問題になっている海洋ごみ。
豊かで美しい隠岐の海も例外ではありません。
それらが、イワガキのみならず、様々な海の生き物に影響を与えているのです。
目立ったのは、プラスチック類。
自然に還ることのないプラスチックごみは、長期間、海を漂い、
海の生き物が誤って食べてしまうケースが頻発してます。
世界中で問題になってる海ごみ、特にプラスチックごみの問題は、ここ隠岐でも見ることができます。