春休み中の子どもたちが、海と食の未来について学ぶ特別授業「熱源熱中授業」が、4月1日(金)に出雲市の回転すし店「スシロー出雲小山店」で行われ、お寿司やクイズを通して、海と魚について楽しく学びました。
授業は、海や魚に関心を持ってもらおうと、海と日本プロジェクトの一環「熱源プロジェクト」のプログラムとして開かれ、13人の子どもたちが参加しました。
教室となったのは、回転すしのレーンが並ぶスシローの店舗です。講師を務めたNPO法人隠岐しぜんむら深谷治理事長は、山陰沖で豊富に魚が獲れる理由や、魚の色は生息する水深に関係があることを、実験やクイズを通して解説しました。
また、スシロー先生こと、あきんどスシロー営業課長の清水大輔さんは、安定しておいしい魚を提供するためには養殖も大切であると話し、ハマチの養殖について動画などを使って解説。また、ハマチは出世魚と呼ばれ、成長するにつれて名前が変わりますが、その名前は地域によっても違うことを紹介しました。
最後に、スシロー自慢の養殖ハマチを試食した子どもたちは「とろけるようでおいしかった」「海の問題についていろいろな人に知ってもらい、みんなで関心を持てるようにしたい」と感想を話していました。
海や魚について、たくさんの発見があった熱源熱中授業でした。