レポート
2023.08.28

琴ヶ浜 鳴り砂カルチャーふしぎ探究隊!①どんな音?どんな石?

一般社団法人海と日本プロジェクトinしまねは、子どもたちが鳴り砂の浜・琴ヶ浜の不思議を知ることで、海への関心を高めようと2023年8月26日(土)~27日(日)に島根県大田市仁摩町馬路の琴ヶ浜にて、「琴ヶ浜 鳴り砂カルチャーふしぎ探究隊!」を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

イベント概要                                    
・開催概要:日本三大鳴り砂の浜の一つ琴ヶ浜で、鳴り砂がなぜ鳴るのか?
      なぜ人々と密接な関係にあるのか?鳴り砂のピンチとは?
      さまざまな視点で”砂浜”の魅力と不思議を知るイベントです。
・日程:2023年8月26日(土)~27(日)※1泊2日
・開催場所:琴ヶ浜(島根県大田市仁摩町)仁摩サンドミュージアム(島根県大田市仁摩町)
・参加人数:20人(島根県内の小学5~6年生)
・協力団体:島根大学、大田市教育委員会、馬路まちづくりセンター、馬路おこし会
      琴ヶ浜盆踊り保存会、
馬路町体育協会、B&G琴ヶ浜海洋クラブ、仁摩サンドミュージアム

鳴り砂ってどんな音?                                 
鳴り砂の浜は国内に30カ所程しかなく、中でも砂浜のほぼ全体約2kmに渡って鳴り砂が広がる島根県大田市の琴ヶ浜は日本三大鳴り砂の浜の一つとされていて、とても貴重な海洋資源です。国の天然記念物にも指定されています。また、琴ヶ浜には琴姫伝説が語り継がれ、盆踊り、大運動会など古くから地域住民と密接な関係にあります。
「琴ヶ浜 鳴り砂カルチャーふしぎ探究隊!」では、まず琴ヶ浜はどんな音がするのか?なぜ鳴るのか?科学的に探究しました。
子どもたちが砂浜を歩くと「ギュー」「キュッキュ」いろんな音がなりました。砂がこすれるようにすり足にした方がよく鳴るなどコツを掴んだ子どもたちもいました。
その砂をデジタル顕微鏡で見てみると…透明に輝く小さな丸い石がたくさん!正体は石英と呼ばれる鉱物です。石英を多く含む砂浜は、こすれるキュッキュと音をたてます。
不思議な砂浜は日本、世界の各地にあります。ハワイのグリーンサンド、ブラックサンド、ホワイトサンド、島根県松江市小波の微小貝の浜など色や形はさまざまで、子どもたちはこれらの”砂”を顕微鏡で観察。砂浜の多様性を学びました。

■鳴り砂の音 動画① https://youtu.be/IpQWXmDjFB0
■鳴り砂の音 動画② https://youtu.be/CgoL4fgnUF0

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