杜(もり)と海の繋がりや人との繋がりなど、環境問題を学ぶ体験学習が、松江市で6月6日(日)に開かれ、8組の家族が参加して、体験や実験、モノづくりを通して環境について学びました。
家族を代表して、木になりきる体験に参加した子どもたちは、ヒノキの枝を持って木を疑似体験しながら、間伐の大切さや、豊かな杜が豊かな海を育むことを体感しました。
また、身近な飲料や調味料が水質にどのような影響を与えるのか、水質検査に挑戦。検査の後には、家族で相談して、家庭で取り組みたい環境対策を発表しました。
最後には「杜と海を繋ごう!」をテーマに、豊かな海の象徴として、クジラをモチーフにした木のモノづくりに挑戦。
丸や四角、六角形などに加工された木のプレートを、壁掛けや鍋敷きなどに見立てて、木を焦がして絵を焼き付ける技法で、クジラや海中のイメージを表現しました。
今回のワークショップは、林業や住宅の設計・施工、フードビジネスなどを展開する田部グループと、海と日本プロジェクトinしまね実行委員会がコラボレーションしたイベントです。
田部グループではCMで「クジラの住む海を大切にすることは杜を大切にすること」というメッセージを盛り込んでいます。
環境問題を学びながら、木のぬくもりも感じた参加者の皆さんは、「環境問題を親子で学べてよかった」「生活の中でも環境に良いことに取り組みたい」と感想を話していました。
ワークショップを通して環境問題を学びながら、家族のきずなも深まったようです。