松江市リサイクル都市推進課と海と日本プロジェクトinしまねが進めている、松江市でレジ袋&ごみ袋として使える「レジ・ごみ袋 ”護海袋”(ごみぶくろ)」プロジェクトで、袋にレイアウトするイラストが市内の小中学生から350点以上寄せられました。応募作品は、海や環境、松江市に関することを、自由な発想で描いてあり、選考会では松江らしさや印刷された時の再現性などを加味して入賞9作品が選ばれ、さらにその中から市長賞と特別賞が選ばれました。
受賞者9人は、11月26日(日)に松江市役所本庁舎で開催された「まつえ環境フェスティバル2023」で、上定昭仁松江市長や海と日本プロジェクトinしまね松崎貴理事が出席した表彰式で表彰され、受賞作品は会場で展示されました。
市長賞を授賞した島根大学教育学部附属義務教育学校後期課程の平郡侑那さんは、「美術部の活動としてイラストに取り組んだ。使う人に楽しく使ってもらいたい。」と作品に込めた思いを話しました。特別賞「海と日本プロジェクト賞」を授賞した、島根大学教育学部附属義務教育学校前期課程の堤嶋渚さんは、観光名所など松江の魅力を描きました。「ごみ袋を通して松江の魅力を知ってもらい、地球温暖化や海の環境が良くなってほしい。」と話しています。
市長賞と特別賞に選ばれたイラストは、松江市の10ℓ(1枚13円)と20ℓ(1枚27円)の「レジ・ごみ袋 ”護海袋”」に印刷され、2024年1月中旬から松江市内のスーパーやコンビニなどの協力店約20店舗で2万枚が販売される予定です。
また、同フェスティバルで、一般社団海と日本プロジェクトinしまねはPRブースを出展し、オリジナル商品の販売などを通して、海の環境保全を発信しました。
一般社団法人海と日本プロジェクトinしまねは松江市と連携し、海洋ごみ削減をめざす様々な事業を展開しており、会場には様々な標語が書かれた「海ごみゼロ啓発のぼり旗」が掲出され、来場者に海の環境保全を訴求しました。