全国の高校生が地域の課題魚を活用したオリジナル缶詰を開発するアイデアコンテストの決勝大会に山陰から唯一浜田高校が初出場しました。
10月8日(日)東京都内で開催されたLOCAL FISH CAN グランプリ決勝大会。日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で行われ今年で3回目です。
今年は全国57チームが参加し、予選を勝ち抜いた9チームが出場しました。
缶詰の味やデザインに加え、地域の魚介類の課題解決に向けた取り組みをプレゼンテーションし、審査員が総合的に評価します。
浜田高校は磯焼け問題の厄介者ガンガゼを餃子の皮で包み、見た目の悪いワカメで中華スープを独自開発。地元の水産加工会社の協力を得て、それらを合わせて水餃子風の缶詰にしました。
その他、温暖化で増えた岡山のアイゴ缶詰やアサリ養殖の厄介者・熊本のチヌ缶詰な工夫を凝らした作品がずらり!
審査の結果、浜田高校は缶詰の味が高く評価され、見事「美味で賞」を獲得しました!
浜田高校はこうした活動を続け、地域の課題を多くの人に知ってほしいと今後への意気込みを語りました。
なお、最優秀賞に輝いたのは、ブリの中落ちや中骨を活用しコチュジャンで味付けた缶詰を開発した愛媛県立長浜高校でした。
浜田高校の取組はTSK Live Newsイット!で取上げられました。
https://www.fnn.jp/articles/-/595907
決勝大会の模様は後日、TSK Live Newsイット!で放送する予定です。