日本各地から、海に興味や関心がある子どもたちが参加している「海のキッズサポーター」は、海と日本プロジェクトの様々なイベントに参加しながら海への理解を深め、海の未来を考えていきます。
海が好きで個性豊かな子どもたち、その思いや活動を紹介します。
島根県松江市に住む海のキッズサポーター「まなみ」こと宮部愛実さんは、絵を描くことが大好きな小学6年生。小学2年生のころから、海と日本プロジェクトのイベンに参加しています。
2019年の夏には、「うみぽすワークショップ」に参加して隠岐の海を描き、これをきっかけに翌年も「うみぽす」にエントリーするなど、海と日本プロジェクトの様々な体験に参加しています。
2020年には、自分たちの生活が海洋環境に与える影響を学ぶ「水槽から見つめる未来の海プロジェクト」に参加しました。この体験学習は、オンラインとリアル体験を融合させ、自分たちの生活が海の生き物にどのような影響を与えるのかを学ぶプログラムで、コロナ禍での2か月間、海岸での生き物観察や海洋ごみの調査、また家庭からパソコンを使って活動するなど、リアルな体験とオンラインを織り交ぜて参加しました。
2023年1月に「オンラインさばける塾」に参加してアジフライを作った時には、「さばくのは難しかったが、アジがおいしかったのでまた作りたい」と感想を発表しています。
魚をさばくことに興味を持ったまなみさんは、2023年の秋には、お父さんと一緒に、松江市鹿島町で開催された「日本さばける塾inしまね」に参加して、刺身作りやタコ飯作りに挑戦しました。そして、家庭でも魚をさばくことに挑戦して、腕を上げているようです。
ほかにも海のお仕事体験や、海と食について学ぶプログラムなど、数年にわたり海と日本プロジェクトの活動に参加して、様々な学びを深めています。
海が好きで、絵を描くことや魚をさばくことが大好きなまなみさんは、「中学生になったらサーフボードをやってみたい」そして将来は「動物に関わることが夢」と話しています。
様々な探求を続けながら、未来に羽ばたけ!海のキッズサポーターまなみ!
全国各地の「海のキッズサポーター」情報⇒ https://uminohi.jp/kidssupport/