個人型旅行商品として日本初のJブルークレジットⓇ付商品
鉄道の旅でカーボンオフセット+海洋生態系を保全
「JRで行く環境にやさしい旅 Carbon-Zero 島根県―松江・玉造温泉」を発売
一般社団法人 海と日本プロジェクトinしまねは、松江市と連携し、海洋ごみ削減の取り組みを進めています。松江市は今年度、2050年のカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量実質ゼロ)に向けて、温室効果ガスの排出量削減を先行的に実現する地域として、環境省から第3回脱炭素先行地域に選定されており、脱炭素先行地域の取り組みの一環として「JRで行くCarbon-Zero 環境にやさしい旅 島根県 松江・玉造温泉」が、松江市脱炭素先行地域推進協議会のカーボンニュートラル観光タスクフォース(松江市、一般社団法人 松江観光協会、中国電力株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、株式会社 日本旅行)と、取り組みのスペシャルサポーターとなった一般社団法人 海と日本プロジェクトinしまねによる支援でこの旅行の商品化が実現し、関西エリアで2023年12月15日(金)に、株式会社 日本旅行から発売されます。
一般社団法人 海と日本プロジェクトinしまねはスペシャルサポーターとして、旅行参加者にプレゼントされる環境にこだわったグッズへの支援により、取り組みに参加します。
「JRで行く Carbon-Zero 環境にやさしい旅 島根県 松江・玉造温泉」についての問い合わせ先:
株式会社 日本旅行 関西広報室
TEL.06-6371-1141(9:30~17:30/定休日:土・日・祝)
12月13日(水)には記者発表が松江市役所で行われ、出席した上定昭仁松江市長は、持続可能な社会を作るため、行政だけでなく市民が参加する取り組みを進めたいと話しています。
同じく出席した一般社団法人 海と日本プロジェクトinしまね松崎貴代表理事は、海と日本プロジェクトinしまねとしても、松江市の脱酸素先行地域推進に貢献できる取り組みや活動を行っていきたいと話しています。海と日本プロジェクト in しまねの取り組みは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環です。
記者発表(12月13日)
旅行客へのプレゼントグッズのひとつ島根半島のシーグラス
海洋生態系が光合成によって吸収したCO₂“ブルーカーボン”が注目を集めています。日本初(※1)の個人型旅行商品「JRで行く Carbon-Zero 環境にやさしい旅 島根県 松江・玉造温泉」は、鉄道とバスによる移動で排出されたCO₂を、島根県松江市の中国電力株式会社 島根原子力発電所3号機の人エリーフ (浅瀬)で形成されたJブルークレジットⓇを活用して実質ゼロにオフセット(埋め合わせ)します。旅行代金にはJRの移動距離と松江レイクラインの移動距離(概算)に応じたJブルークレジットⓇが含まれていて、実質的に旅行参加者の移動に関するCO₂排出量をオフセットできることになります。鉄道は、輸送量(移動距離)あたりのCO₂排出量が、マイカーの約5分の1と言われています(※2)。
エコな鉄道とJブルークレジットⓇを活用した旅行に参加することで、カーボンオフセットに加え、藻場などの海洋生態系保全につながっています。この旅行商品では、楽しく旅行しながら、脱炭素社会に近づく貢献を目指します。
※1 株式会社日本旅行調べ。不特定多数に対し広く募集する個人型ツアーでの取り組みは初めて。
※2 鉄道、バス移動により排出されるCO2 国土交通省環境政策課作成資料より算出。
<「日本初のJブルークレジットⓇ付個人型旅行商品」誕生についての記者発表>
日 時 2023年12月13日(水)
場 所 松江市役所本庁舎
出席者
松江市脱炭素先行地域推進協議会
株式会社日本旅行 執行役員 中国エリア代表 時永 幸雄 氏
西日本旅客鉄道株式会社 営業本部 山陰営業部 部長 新森 恵太 氏
中国電力株式会社 常務執行役員 島根支社長 天野 浩一 氏
一般社団法人 松江観光協会 常務理事 大塚 享義 氏
松江市 市長 上定 昭仁 氏
スペシャルサポーター
一般社団法人 海と日本プロジェクト in しまね 代表理事 松崎 貴
松江市脱炭素先行地域推進協議会 カーボンニュートラル観光タスクフォース:
松江市、一般社団法人 松江観光協会、中国電力株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、株式会社 日本旅行
スペシャルサポーター:一般社団法人 海と日本プロジェクト in しまね