レポート
2020.04.16

春を感じる海の味覚 島根特産「板わかめ」

みそ汁をはじめ食卓の定番ともいえるワカメですが、島根では春先が旬のワカメを板状にして乾燥させる「板わかめ」も、昔ながらの朝食の定番として人気を誇ります。

板わかめは、採れたワカメを洗って干した素朴な食べ物で、ほどよい塩気と磯の香りが特徴の素朴な味わいです。地元では「めのは」とも呼ばれ、朝食のご飯のお供として親しまれています。

ごはん&ワカメ&汁IMG_3895

食べる直前にサッとあぶり、パリパリの板わかめを手でもみほぐして、アツアツのご飯に乗せて食べるのが定番!口の中に風味が広がり、おかずがない時でも、これだけでご飯が止まりません!
おにぎりにもおススメです。

おにぎりIMG_1403

島根の春は板わかめ作りの季節。県内各地で作られていて、商品は地元の土産店やスーパー、ネットからも購入することができます。
このほど県内の山間部では、雪が降るなど春らしくないお天気に見舞われましたが、板わかめ作りが終わるころは本格的な春。海の味覚を通して、季節を感じることができるのです。

  1. 生産が盛んな松江市の笹子地区
  2. 3月中旬の作業風景
  3. ワカメを板に並べて干します
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