高速バスで運んだ江津市の産品を販売するプチマルシェ「赤瓦のまちから」が、広島駅前で6月28日(日)に開催されました。
新型コロナの影響を受け需要が落ち込んだ、江津市の農林水産物や特産品の消費拡大をめざし、江津市が中国ジェイアールバスと協力、高速バスの貨物スペースを利用した貨客混載で、広島の消費者に売り込みました。
貨客混載は昨年、広島での販路拡大を目指して始まりましたが、新型コロナの影響による取引の減少や、広島行き高速バスの一部運休により中断していました。江津市では、休校により給食食材の出荷が止まったりするなど、地元産品の需要が減少。そこで、江津市6次産業創造戦略会議が中国ジェイアールバスと協力して販売イベントを開催しました。
当日は、産直野菜や加工品を載せた高速バス「いさりび号」が、広島駅前の中国ジェイアールバス広島エキキタ支店に到着し販売開始。日本海でとれた新鮮なアジや、地元食材を使った惣菜なども販売され、訪れた客が次々に購入しました。
今回のイベントは再スタートの第一歩、大消費地広島に江津市の産品を届ける取り組みに、今後の期待がかかっています。