松江市内のサーファーを中心とするグループ松江サーフィンクラブによる海岸清掃が、このほど松江市の古浦海水浴場で行われました。
この活動は8年以上前から月1回のペースで続けられていて、地域の清掃活動が少ない秋から春に、市内のサーフポイントになっている古浦・大芦・千酌の海岸を清掃しています。この日は10人ほどが参加して30分の清掃が行われました。ときには家族も一緒になって20~30人が参加することもあるといいます。
この日拾ったゴミは、ロープなどの漁具やタイヤ、プラスティックのかけらなど。清掃中よく見つけるのは外国ゴミや漁具、ペットボトルのフタなど。注射器や石油製品の表示があるタンクを見つけることもあるといいます。
サーフィン歴36年のメンバー上野さんは「16歳からお世話になっている海に感謝を込めて清掃している」と話してくれました。また他のメンバーは「野球やサッカーなどスポーツの後にはグラウンドを整備するが、サーフィンだって同じこと、自分の使ったフィールドは整えて帰るのが当たり前だよ」と話してくれました。
これからの季節は、花火のゴミがたくさん落ちているといいます。海岸で楽しんだら、きれいにして帰る。自分たちが出したゴミを持ち帰れば、海岸のゴミはもっと減らせるはずです。
美しい海を楽しみながら守っていく。次の世代にも美しい砂浜を残していくために、サーファーたちの活動は続きます。