レポート
2017.12.13

障害のある人が海の生き物をデッサン

障がい者のアート活動を支援

島根県浜田市と江津市にまたがる水族館「しまね海洋館アクアス」でこのほど、障がいのある人が海の生物を描くデッサン会が開かれ、浜田市や益田市などから約50人が参加しました。このデッサン会は、障がい者のアート活動の支援や作品の商品化を目的として、県社会福祉協議会などが主催するプロジェクトの一環として開催しています。参加者は館内の色鮮やかな魚やペンギンなどを題材に、スケッチブックに生き物を描きました。参加者はデッサンをもとに作品を仕上げることになっていて、仕上がった作品は12月23日から約1か月間アクアスで展示され、来場者によって選ばれた上位作品がビーチサンダルとして商品化されることになっています。またデザインの著作権を持つ作者には、メーカーから使用料が支払われるということです。ビーチサンダルは、アクアスや島根県観光物産館、メーカーの販路を使って期間限定で販売される予定です。アクアスでは、障がい者の方の生活支援にもつながればと話しています。

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