「日本ロマンチスト協会」により、松江市の美保関灯台が「恋する灯台」に認定され、日本ロマンチスト協会の波房克典会長が10月5日に松江市を訪れ、松浦市長に認定証を手渡しました。
認定理由として、石造りの風格漂う山陰最古の灯台で、日本海や隠岐の島を望むことができることや、えびす様を祭る美保神社や、雨に濡れて淡い青色に変化する「青石畳通り」など、恋の散歩を楽しみたい神秘的なスポットがあることが上げられています。
波房会長は「この灯台の最果て感はすごい。灯台のビュッフェからは海が一望でき、周辺のロケーションも良い。ロマンススポットとして素晴らしい」と大絶賛!
松浦市長は「美保関灯台が位置する島根半島は日本ジオパークにも認定されており、島根半島の観光に新たな魅力が加わった」と今後の観光振興に期待を寄せました。
認定式には、美保関灯台ビュッフェの三角社長なども駆け付け、同ビュッフェでプロポーズがあった際にスタッフが手伝ったエピソードや、美保関でハートが発見できるスポットなどについて話が弾みました。
日本ロマンチック協会では、カップルで街歩きを楽しむ美保関灯台周辺の観光パンフレットを年内に発行するほか、全国的な展開として、灯台に行くことを目的とした旅「灯台ツーリズム」を促進したいとしています。
また松江観光協会美保関町支部では、美保関にカップルを呼び込む仕掛けづくりをしたいとしています。今月20日には灯台ビュッフェで婚活イベントが開催されるなど、美保関では、ロマンススポットとしてのムードが高まっています。