島根県浜田市が誇るブランド魚「どんちっちアジ」を味わうイベントが、このほど東京丸の内で開かれ、
約100人が参加しました。
「どんちっちアジ」とは平均脂質が10%を超えるマアジで、その味は “アジの大トロ”とも言われます(一般的なアジの脂質は3.5%程度)。「どんちっちアジ」は島根県西部沖で漁獲したもので、漁期は概ね4月から9月。サイズは50g以上など厳しい規格を満たしています。
今回のイベントは、この脂ノリノリのアジを舌の肥えた東京の消費者に味わってもらおうというもので、丸の内のレストランシェフ小関博之氏らによるマリネ、パスタ、ピザなどアジを使ったイタリア料理8品と浜田市の生産者が厳選したアジフライなどが振る舞われました。
参加者からは「大満足」「すべて美味しかった」などの感想が聞かれました。
ところで、どんちっちアジはなぜ脂質が多いのでしょうか?実はこのアジの漁場に脂質が豊富なプランクトンがいて、これがアジの脂質に関連しているのではないかと言われています。美味しい魚は豊かな海に育まれているのです。日本海の荒波にもまれた絶品どんちっちアジ。ぜひお店や家庭で味わってみてください。
(写真提供 浜田市)