出雲市内の高校生3校と、出雲市環境政策課が連携し、海洋漂着ごみの調査を出雲市湖陵町の西浜海岸で2023年7月23日(日)に実施しました。
本調査は海と日本プロジェクトinしまねと出雲市が連携し様々な海洋ごみ啓発イベントを実施しようと2022年度からスタートした「神々の国出雲海ごみゼロプロジェクト」の一環です。
本イベントには出雲市内の大社高校JRC部の4人、出雲西高校インターアクトクラブの9人、平田高校JRC部12人など高校生28人と出雲市環境政策課の職員、各校の教諭ら総勢36名が参加しました。
一行は西浜海岸でごみ拾いを実施したあと、湖陵コミュニティセンターでごみの分別、調査、意見交換などを行いました。
その調査結果がこのほどまとまり、下記の通りでした。
種類別調査 :生活ごみ60%、漁業ごみ30%、その他10%(2022年度@湊原海岸:生活52%、漁業43%、その他5%)
言語標記別調査:日本20%、外国標記30%、不明50%(2022年度@湊原海岸:韓国語10%、中国語10%、日本語25%、不明55%)
昨年同様、言語が判別できたものは日本より海外が多かった。一方で日本語表記も引き続き20%以上と目立っていました。
種類別調査では昨年度同様生活ごみが最も多く、また今年は生活ごみが6割を占める結果となりました。
高校生からは漁業ごみが多いと予想していたので、生活ごみが多く驚いた。細かすぎて拾えないごみも多く、マイクロプラスチック問題ついて危機感をもった。海外ごみが多いと思っていたが、日本語表記が多いことに気が付き、他人事ではないことを痛感したなど、多くの気付きがあったということです。