日本遺産に認定された北前船の寄港地から選ばれた全国38市町の小学生が、北前船が地域で築いた文化や功績などを学び、全国で共有する「北前船こども交流拡大プロジェクト」!港の役割について再認識するとともに、海に更なる関心を寄せてもらうことを目的としています。
今年5月、日本遺産に認定された浜田市外ノ浦に近い松原小学校の5年生は、7月上旬に北前船が築いた港の文化などを学ぶ3日間のワークショップに参加。ワークショップで学んだことを記事にして発表するため、夏休み明け間もない9月5日に「北前船こども新聞」作りを開始しました。「北前船が浜田に運んだもの」「北前船が浜田に残してくれたもの」「現在の海とのつながり」などについて、まとめることにしています。
新聞づくりの中、児童からは「地元に住んでいながら、あまり知ることのなかった外ノ浦を知ることがでた」といった話が聞かれました。また夏休み中に北前船について勉強したり、家族で話し合った児童もいて、ワークショップをきっかけとして、さらに地元の歴史や海に関する理解を深めたようでした。
新聞は9月10日に完成する予定です。どんな新聞ができるのでしょうか?出来上がりが楽しみです!