出雲市大社町の日御碕海岸で4月21日に海岸清掃があり、地元企業の職員や市民など約400人が参加しました。参加者は3カ所に分かれてプラスティックゴミや漁具などのゴミを拾い、1時間ほどで約4トンが集められました。
日御碕海岸は、大山隠岐国立公園に指定される景勝地で、日本遺産「日が沈む聖地出雲」にも認定される夕日の絶景スポットです。しかし近年は漂着ゴミや投棄ゴミにより美しい海岸が損なわれています。
この活動は2006年に始まり、当初150人程だった参加者は年々増えて現在の規模になっています。
今回の活動には地元の高校3校からも約50人が参加しました。高校生たちは「活動に参加して地域の人たちに喜んでもらえると嬉しい」そして「ゴミはたくさんあるが大勢で拾えばきれいになる!」と力強く話していました。
清掃活動を主催した大社ロータリークラブは、活動を通して環境問題を考え、また日御碕の豊かな自然にふれることで、地域の宝である美しい海岸を守る意識が高まってほしいとしています。