島根、鳥取の両県にまがる中海で養殖された赤貝がカレーとコラボした新商品が完成し、このほど試食会が開かれました。
新商品のレトルトカレーは、地元で赤貝と呼ばれる中海産サルボウガイがメイン具材として使われています。和風の味付けが一般的な赤貝ですが、今回はカレーとのコラボレーションです!
かつて中海で多くの漁獲量があった赤貝の復活と特産品化をめざして、養殖に取り組む中海漁業協同組合や地元のカレー店などが協力して商品開発を進めてきました。カレーには和風だしを加え、中海に隣接する境港市産の白ネギなどの具材も入っています。
試食した松江市の松浦市長は「赤貝の味や弾力がちゃんと残っていていいですね」と絶賛!
中海漁協の外谷久人組合長は「一年中、中海の味をいろいろな地域の人に食べてもらいたい」と販路拡大に期待を寄せました。
赤貝の加工品は、これまでにも赤貝めしの素などが開発・販売されていて、今回の新商品は第3弾。赤貝カリーは1箱700円で、1月19日から松江市の道の駅本庄などで販売されます。
また1月19日20日には広島市で開かれる「島根ふるさとフェア」でも販売されます。