島根県内11町村のグルメや伝統芸能などが楽しめるしまね町村フェスティバル「輝け11」が島根県松江市で開催されました。
ステージでは、地元の子どもたちがふるさとの海と川の魅力を発表しました。
イベントのステージで発表したのは、この夏、島根県内の水環境について学ぶワークショップに参加した地元の子どもたちです。
学んだ成果をまとめたパネルや模型を使って、島根県の海や川の魅力や、今起きている問題などを発表しました。
隠岐の子どもたちは海藻が茂る豊かな海を守るために気づいたことを発表しました。
また、中国山地の山間の子どもたちは、海の栄養を生み出すのは森なので、その森と人間とがうまく関わっていくことが大切だと発表しました。森の木々を適度に伐採し、活用していくことで、森が元気になり、海も守られます。
島根県西部を流れる日本一の清流高津川の子どもたちは、自主的に小さな貝を捕らないように決めている地元漁師さんたちの環境への思いを大勢の人に伝えました。
しまねオーシャンズ11のブースでは、大勢の人に環境保護への意識を持ってもらおうと思いを込めて開発した商品を自分たちで販売しました。
お客さんから質問されても、ワークショップで学んだ事をしっかり説明していました。
多くの人に自分たちの言葉で直接思いを伝えた子どもたち。
理解してもらうことの難しさも感じながら、発信していくことの大切さもよくわかったようです。