海と日本プロジェクトinしまねが主催する「隠岐の島発見隊!離島で学ぶ海の未来」が7月22日~24日で開催されています。小学5.6年生が海の環境変化がもたらす影響、生物の生態系などを、フィールドワークやアクティビティを通じて学んでいきます。
2日目、子供たちは隠岐ユネスコ世界ジオパークにも認定されている海士町の明屋海岸でゴミ拾いに取り組みました。
海岸をきれいにすることも目的ですが、今回はただゴミを拾うだけではありません。
拾ったごみをよく調べてみると、外国から流れ着いたとみられる漁具やゴミが多い事、また、プラスチックを原材料にしたものが多い事などがわかってきました。海は世界とつながっているため、私たちが出すゴミが世界の海に影響を与えていることを知りました。
また、プラスチックのゴミは細かくなって砂に紛れてしまうと、探して拾うこともできなくなることもわかりました。
このゴミの中で、海や磯の生き物たちが暮らしていけるでしょうか?
また、よごれた海では、きれいな海を守ろという考えも薄れていきます。
海の秘密を探る探検も明日がいよいよ最終日。きれいな海を守るために何ができるのか?たくさんの発見をした子どもたちは、海を守っていくという次のステップに進んでいきます。