レポート
2020.04.15

「しぜんを学ぼう!そんちょう通信」はじめました

日本海の離島、隠岐から自然の不思議をお届けします。

隠岐諸島の中でも小さな3つの島、島前(どうぜん)を拠点に、海の体験教室や環境・自然教育を実践する「NPO法人 隠岐しぜんむら」には、しぜん博士がいます!

ニックネームは「そんちょう」。

海や山、そして空まで、大自然のなかで見つけた不思議をわかりやすくお伝えします。 

 

〝そんちょう〟の正体・・

  1. 〝そんちょう〟こと深谷治です

深谷 治(ふかやはじめ)

ニックネーム:そんちょう

NPO法人 隠岐しぜんむら理事長

海はもちろん、草木や鳥にも詳しい。

資格(しかく)など

・博物館学芸員

・環境省鳥類標識調査員(バンダー)

・(公社)日本山岳ガイド協会認定自然ガイド

・ビオトープ管理士

・島根県森林インストラクター

・グリーンマイスター(林業作業士)

・プロジェクトワイルドファシリテーター(上級指導員)

・環境省自然公園指導員

・海士町文化財保護審議委員

・合気道3段

・極真空手初段

・グローイングアップワイルドエデュケーター

野鳥(やちょう)の調査は大変!

  1. カンムリウミスズメ
  2. 切り立ったがけでの調査です

日本海の離島(りとう)にも新型コロナウイルスの影響が、じわりと忍(しの)び寄っています。

そんな中ですが、私たちは隠岐しぜんむらスタッフは、野生生物調査にかけ回っている毎日です。

今回は、隠岐諸島の無人島でおこなった、希少海洋性鳥類(とってもめずらしい鳥の仲間)のカンムリウミスズメの調査の様子をお話しします。

大空を飛びまわる野鳥の調査はとっても大変です!

GPSロガーという機械をカンムリウミスズメの体につけて、海の上をどんなルートで飛んでいるのかを調べています。

彼らは夜行性(やこうせい)なので、無人島で徹夜の調査になります。

周りに何もさえぎるもののないふきっさらしの孤島(ことう)です。

夜中に気温が5℃くらいまで下がり、 切り立った崖(がけ)の途中で 凍(こご)えながらの作業です

でも、こうした地道(じみち)な調査(ちょうさ)が、鳥たちの生態(せいたい)を明らかにし、保護にもつながっているのです。

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