海と日本プロジェクトの取り組みや海の課題、また海を愛する人たちを紹介する番組「海と日本プロジェクトinしまね」。今回は、松江市美保関町に伝わる民話「えびすさまとにわとり」のアニメーション上映会を紹介します。
海にまつわる各地の民話をもとにアニメを制作し、子どもたちに伝える活動に取り組む、海ノ民話のまちプロジェクト実行委員会が制作した「えびすさまとにわとり」が完成し、この民話が伝わる松江市美保関町で上映会が開催されました。
「えびすさまとにわとり」は、美しい姫神に毎晩会いに行っていたえびすさまが、鳴く時間を間違えた鶏の声に慌てて船に乗って帰路に着き、サメにかみつかれてケガをするなど災難にあったため、美保関の住民はこれ以降、鶏や卵を食べなくなったという民話です。
次世代に語りつぎたいふるさとの民話ですが、様々な世代のふれあいが少なくなった現在、民話に触れる機会も減っているといいます。
海ノ民話のまちプロジェクト実行委員会では、民話を通して、子どもたちにふるさとに誇りを持ってほしいとしています。
番組では、上映会の様子とともに、完成したアニメーションも紹介します。
放送 3月29日(月)ひる3時45分~ TSKさんいん中央テレビ