海と日本プロジェクトinしまねは、2023年度に松江市環境エネルギー部と島根県立松江東高校と連携し、「秘境の海洋ごみ調査隊」と題し、松江市内の海洋ごみの漂着状況について、調査を実施し、その成果を発表してきました。
調査は、2023年12月2日に松江市美保関町で実施し、その結果、プラスチックごみが最も多く、二番目に発泡スチロール類、三番目に紐類が多いことなどがわかりました。また、漂着ごみの5割以上が日本国内由来のごみであることもわかり、私たちの意識の改善でごみの量を減らせることも明らかになりました。
調査を受け、松江東高校の生徒は拾ったごみで制作した海ごみアート「東高 龍之介(あずまだか りゅうのすけ)」くんを制作しました。ペットボトルやプラスチック容器などで、2024年の干支「辰」を形作り、漁網が絡まり進めなくなってしまった様を表現しています。
東高龍之介くんは、イオン松江や松江市SDGsシンポジウム2024にて展示された他、2024年3月21日から4月20日の1ヶ月間、TSKさんいん中央テレビの本社ロビーに展示します。
TSKにおこしの際は、是非高校の取組をご覧いただき、環境問題へ触れて頂きますと幸いです。