お知らせ
2023.08.14

台風7号と海の関係 山陰は暴風域の恐れ 大雨&強風警戒コース

強い台風7号は15日に山陰地方に最接近する恐れがあります。15日は線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがあります。

15日は一時間に50ミリの非常に激しい雨が降り、海上を中心に最大瞬間風速35mの非常に強い風が吹き、海上は波の高さ5mとしける見込みです。

大雨や土砂災害、河川の氾濫などに警戒が必要です。

今回の進路だと山陰は特に鳥取県で被害が出る恐れがあります。

台風から近いため風は強く吹き、北から風が入ってくるため、日本海の水蒸気を巻き込み、雨雲が発達しやすいです。また速度が遅く、雨雲が停滞する可能性があります。

類似した経路を辿った2011年の台風12号は近畿地方で大きな被害が出たほか、鳥取地方気象台によると鳥取県でも大雨になり、床上床下浸水は170棟、道路損壊は196か所にのぼりました。

大山では期間中に900ミリ以上の大雨となり、一時間60ミリを超える非常に激しい雨が降りました。

このため、浸水や河川の氾濫が始まる前に避難所に避難するもしくは、二階への避難、停電への備えなど今の内に行ってください。

台風の風は半時計周りに回転するように吹きます。このため山陰地方の東側を北上するコースでは日本海からの北風が吹きやすく、大雨&強風となる恐れがあります。

また、台風が近づくと気圧低下による吸い上げ効果(1hPa低下で1cm上昇)、強風暴風による吹き寄せ効果で高潮が発生することもあります。

※画像は気象庁HPより(8月14日20時時点の予報)

★台風予想などは最新の気象情報をご確認ください。

https://www.jma.go.jp/jma/index.html

【FNNプライムオンライン TSK8月14日夕刊 台風情報】

https://www.fnn.jp/articles/-/571653

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