海と日本プロジェクトinしまねは海士町の地元関係団体と連携し、海岸の清掃活動を2025年12月6日に実施しました。
参加したのは海士町環境整備課の2名、海士いぶきの会2名、NPO法人隠岐しぜんむら3名、株式会社海士から1名、海士町学校の生徒6名の合計14人です。
実施したのは、海士町の北部に位置する諏訪湾で、諏訪湾は入り江になっていることから、島前エリア唯一の汽水域になっています。ここにしか生息していない生物や営巣する鳥もいます。葦原も広がっていて、地域の人たちは10年以上、生物多様性の保全とモニタリングを行っている地域です。
この清掃活動では、ごみ袋11袋分と、袋に入りきらなかった浮きやトイレを回収しました。
分別調査も実施し、燃えるゴミの数118個、プラスチックごみ2個、漁具35個、ペットボトル25本(うち1本が外国産)という結果になりました。
海士町などは地域と連携し、海ごみゼロを目指し、今後も希少な自然の残るこのエリアなどで、清掃活動や調査を実施していくことにしています。

