松江市美保関町で行われる初夏の風物詩「アゴすくい」。貸切船による体験漁が始まりました。
山陰ではトビウオをアゴと呼び、漁の最盛期は5月下旬から7月初旬。島根県では県魚として親しまれています。
伝統漁として伝わるアゴすくいの体験は、美保関では例年多くの参加者で賑わいますが、今年は新型コロナの影響で定期運航は中止となり、貸切船が運航されています。
夜になるとアゴは光に寄ってくる習性があり、この習性を利用して船に灯りをともしてアゴをおびき寄せ、タモですくいとる!それが「アゴすくい」です。
素人でもすくい取れますが、アゴの動きはとても俊敏で、素早く泳ぐものもいれば、なんと十数メートル水上を飛ぶものもいます。トビウオの名の由来は、胸ビレを広げて滑空することが由来といいます。
夜の海から出てくるアゴをすくう!子どもから大人まで楽しめるユニークな体験漁です。
期間は6月30日まで、詳しくはコチラ↓松江観光協会 美保関町支部HPをご覧下さい。
https://www.mihonoseki-kankou.jp/experience/#ago
↓海と日本プロジェクトinしまねでは、アゴすくい体験を動画で紹介しました。