出雲市の宍道湖自然館ゴビウスでは、食卓でもおなじみの島根を代表する魚介類の魅力や不思議な生態を紹介しています。
魚たちの動きを見たり生態を知ったりすることで、魚を身近に感じ漁業にも関心を持ってもらいたいと、浜田のブランド魚「どんちっちアジ」に代表されるマアジや、山陰の冬の味覚の王者ズワイガニなど15種類を展示。美味しい食べ方も紹介されています。
島根を代表する高級魚ノドグロは、深い海に生息しているので生きたままでの捕獲が難しく、また飼育も難しい魚。今回は新潟の水族館で卵から育てた貴重なノドグロを展示しています。
普段は見ることが難しいノドグロが泳ぐ姿!光や衝撃に敏感なので、そっと見てください。
アマダイは、上品な甘みに身のやわらかさが特徴。特に出雲市でとれる「小伊津のアマダイ」は、高級魚として県の内外で人気です。美味しいだけでなく美しい姿も必見です。
ほかにも、成長すると性別が変わるというクロダイやレンコダイ、釣りエサを巧みに取って逃げることで釣り人を泣かせるカワハギやウマズラハギなどが展示されています。
開催期間中の土・日・祝日には、飼育係の方が、魚の生態についてとっておきの話を聞かせてくれます。食べるだけではもったいない!身近な魚の不思議、ゴビウスで確かめてください!
「魚屋さんの生きもの展 ~鮮度バツグン!活きた話題をお届け~」
宍道湖自然館ゴビウス(出雲市) 来年1月20日(月)まで開催